【ポケモンSV S10 最終264位 R2006】誘殺チオンドヒド

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【初めに】

初めまして、龍鬼と申します。

 

今回はポケモンSVにて初のレート2000を達成出来たので、記念に構築記事を書こうと思います!

 

記事を書くのは初めての為、書き方等に至らない点が多いと思いますが是非目を通して頂けると嬉しいです!

 

 

【構築経緯】

SV初の最終3桁順位を達成した時に使っていたチオンドヒドの並びに愛着が湧いている為、今期もこの2体を採用したいと思った。

 

S9の構築を見漁っていた所、最終30位の方が使っていた構築がかなり自分好みだった為、これをベースに構築を組む事にした。

 

その為、チオンドヒドが苦手なサーフゴーに滅法強いチョッキイーユイ、パオジアンに対してテラスを切らせつつ上から強く動けるスカーフ連撃ウーラオス、物理高火力アタッカーかつ威嚇でサイクルのサポートも可能な鉢巻霊獣ランドロス、特殊高火力アタッカーの眼鏡ハバタクカミを採用し、細かい調整についてはDLC解禁後の環境に対応した調整を自分なりに考えた。

 

 

【構築コンセプト】

·攻めサイクル、受けサイクルの両立。

 

·チオンドヒドの刺さりが良い構築には積極的に

  投げて行き、宿り木や毒の定数ダメージで

  相手を蝕み、裏の高火力アタッカーで一掃する。

 

·チオンドヒドに強いポケモンを誘い

  自分はチオンドヒド対策に強いポケモン

  選出して逆にカモる。

 

 

【個体紹介】

 

1.チオンジェン

 

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性格:図太い 特性:災いのお札
実数値:192(252)-×-167(252)-115-155-91(4) 
技構成:ギガドレイン/イカサマ/宿り木の種/守る

 

S5からの相棒。当時から使ってた個体をそのまま持って来た。

 

宿り木の通りが良い構築が多く、選出した試合はほぼ活躍してくれたし、DLCで解禁されたオーガポンに対してもイカサマで大きく削りを入れられる事や、一定数いるイダイトウに対しても圧倒的に強い点から、環境に刺さっていると使っていて感じた。

 

チオンが誘う草テラスに対しても後述するイーユイで弱点が突ける為、噛み合いが良かったと思う。

 

想定外の身代わりや挑発から崩されがちなポケモンなので、それらが採用されそうな相手に対しては引けそうなら一旦引くか、居座るならイカサマやギガドレから入り、宿り木が通せそうなら次ターンから打つという立ち回りを心掛けていた。

 

又、サフゴ入りに選出する場合にも相手のサフゴバックを警戒し一旦イカサマから入り、イカサマのダメージを見て相手の型を予想する立ち回りを心掛けていた。(ゴツメを持っていた場合、電磁波を警戒し一旦ランドバックする)

 

終盤増えがちなキョジオーンに対しても抗って行く事が出来、宿り木を入れれば残飯回復込みでしおづけで削られる事が無く寧ろ回復出来る為、数的有利を取った後のTODで何度も勝てた。

 

技構成は最強技の宿り木、体力管理かつ様子見の為の守る、ツツミ・連撃ウーラオス辺りに打つギガドレイン、物理アタッカーに対する強力な打点となるイカサマ。

 

 

2.ドヒドイデ


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性格:腕白 特性:再生力
実数値:157(252)-83-206(124)-×-179(132)-55
技構成:アクアブレイク/どくびし/自己再生/黒い霧

 

S5からの相棒その2。こいつも当時から使ってた個体をそのまま持って来た。

 

テラスタイプは、ドヒドにテラスを切る事がほぼ無かったので、特に変えたいタイプが無かったってのも有り捕獲時の水テラスのまま使用していたが、レギュDから登場した一撃ウーラオスに強く、受けのタイプとして優秀なフェアリーテラスに今期から変更した。

 

対策していない構築に対しては相手を毒まみれにして簡単に詰ませる事が出来るが、逆にしっかり対策している構築や、変なメタに引っ掛かって簡単に負けてしまうポケモンでもあるので、明らかに毒の通りが良い構築以外には極力投げないと決めていた。

 

なので結果的に選出は殆どしなかったが、ドヒドイデは選出画面にいるだけでも圧力が強く、どくびし回収要因や浮いているポケモン、鋼タイプのポケモンを積極的に選出される事が多い為、相手の選出を読みやすかったし、鋼や毒タイプに関しては後述する霊獣ランドロスがかなり強い為、そこも噛み合っていたと思う。

 

レッドカードによってエナジーカミやツツミを流した後、後述するスカーフ連撃ウーラオスで上から倒す等の動きが出来たのも偉いポイントだった。

 

技構成はレッドカードと相性の良いどくびし、採用しない理由が無い最強技の自己再生、起点回避の為の黒い霧。身代わり持ちのカミや毒の通らない相手に対して少しでも削りを入れる為のアクアブレイク

 

 

3.イーユイ


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性格:控え目 特性:災いの玉
実数値:147(132)-x-100-190(140)-140-150(236)

    (S9最終30位の方の調整を参考に)

技構成:火炎放射/カタストロフィ/悪の波動/

    サイコキネシス

 

チオンドヒドの最高の相方。

チオンジェンと一緒によく選出した。

 

チオンドヒドを見た相手は体感的にほぼ100%サーフゴーを選出して来る為、相手の型に依存せず後投げからサーフゴーを安定して処理出来るポケモンだった。(電磁波だけはやめてくれw)

 

又、カタストロフィを採用する事で相手のイーユイに対しても後出しから処理出来たり、相手が後投げして来るディンルー、マルスケ残ったカイリュー、チョッキ持ち(Hヌメルゴンヒードラン等)に対して安定した削りを行う事も出来るので非常に使用感が良かった。

 

技構成はタイプ一致で安定技の放射・悪波、前述したカタス、そして連撃ウーラオスを意識してサイキネを採用。副産物としてたまに当たるドヒドやドクガ、そして毒テラスを切ったディンルー等にも有効な打点となった。

 

 

4.霊獣ランドロス


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性格:意地っ張り 特性:威嚇
実数値:173(68)-209(196)-112(12)-x-

    101(4)-140(228)

    (こちらもS9最終30位の方の調整を参考に)
技構成:地震/岩雪崩/テラバースト/蜻蛉帰り

 

初手要員及び最強の崩し枠。

 

剣盾時代から愛用していたポケモンだが、優秀な複合タイプといい最強特性威嚇といい、サイクルパーツとして欲しい要素しか無く、本構築に必須の駒だと感じた。

 

連撃ウーラオスと蜻蛉サイクルして有利対面を維持しつつ、相手の立ち回りや選出等を見ながら裏のポケモンでどう崩して行くか考える動きが出来る為、試合プランを立てやすい事も非常に良かった。

 

前期めちゃくちゃ流行していた電磁波の一貫を切れるのも偉かった。

 

テラスは原案通りフェアリーテラスにしていたが、カイリューは勿論、DLC解禁後に登場したスケショガブリアスに対してもスケショを透かしつつ、フェアリーテラバで処理出来ていたのでめちゃくちゃ強かった。

 

技構成はタイプ一致の地震にテラバ、攻めサイクルを回したり初手出しからの様子見をする為の蜻蛉、後は岩技も欲しかったので岩雪崩。

 

 

5.連撃ウーラオス


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性格:意地っ張り 特性:不可視の拳
実数値:195(156)-176(76)-133(100)-x-  

     81(4)-139(172)

    (こちらもS9最終30位の方の調整を参考に)
技構成:水流連打/インファイト/冷凍パンチ/

    蜻蛉帰り

 

初手要員及びパオジアンキラー。

 

レギュCでチオンドヒドを軸に使っていた時は相手のパオジアンに対して常にストレスを溜めながら闘っていたが(主にラム剣舞電気テラバ、零度、氷柱怯み辺り)スカーフ連撃ウーラオスなら上からテンポを取って行く事が可能。

 

相手のテラスを誘い、電気テラスならチオンやランドへ引いてテラバを受け流し、チオンのイカサマや次サイクルからラオスの水流連打で処理、草テラバなら蜻蛉が弱点で入りつつチオンで受け流せる。

(フェアリーは今期1回も当たらなかったが、ランドで威嚇を入れつつテラバを受ける…とかが正しいのかな?)

 

スカーフパオジアンだったとしても、A特化の弱点テラバをかなりの有利乱数で耐える耐久調整がされているので安心だし、何より相手のスカーフ断定が出来る点も大きかった。

 

なのでパオジアン入りには基本連撃ウーラオスを初手に置いていて、初手パオジアンに対しては相手の行動を見てから自分に有利な立ち回りが出来た為、初手でこの対面が出来た試合はほぼ全て勝てたし、パオジアンに対してストレスフリーで闘わせてくれる神ポケだった。

 

又、オーガポンに対しても上から殴る事が出来、テラスを切った炎オーガポンには水流連打、岩オーガポンにはインファで弱点を突ける為、オーガポン入りに対しても積極的に投げていた。

 

技構成はタイプ一致の水流連打・インファ、ランドと一緒に選出し蜻蛉サイクルしたり初手様子見の為の蜻蛉、残り1枠は取り敢えずカイリューを意識して冷凍パンチを採用したが、アクジェが欲しい盤面も多かった為難しかった。

 

 

6.ハバタクカミ


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性格:控え目 特性:古代活性
実数値:131(4)-x-97(172)-190(140)-156(4)-179(188)
技構成:ムーンフォース/シャドーボール/

    パワージェム/滅びの歌

 

破壊神。

 

努力中調整について、最初は構築記事通りの調整で使っていたが、オーガポンが環境に来た影響で最速オーガポン抜き調整に変えた。

 

カイリュー入りや物理受けがいる構築には積極的に選出して行き、眼鏡の超火力を押し付けて行った。

 

ゴテラにする事でシャドボの想定外な火力が出せるので、Dダウンの確率まで考えると相手に相当の不可を掛ける事が出来て強力だったが、滅多に切る事は無かったし受けのテラスが欲しい場面も多かった。(アクジェ半減の水テラス、炎オーガポンを意識した炎テラス等)

 

技構成はムンフォとシャドボは確定、サブウェポンとして炎オーガポンに弱点を突けるパワージェム。

副産物として、相手の炎テラスやたまに当たるコータスウルガモス等に奇襲出来た。

残り1枠はギミック構築や、ラス1に対する明確な詰め筋にもなれる滅びの歌を採用。

 

 

【選出】

1.初手霊獣ランドロス or 連撃ウーラオス

 +チオンジェン+イーユイ

 

2.初手連撃ウーラオス+霊獣ランドロス+イーユイ

 

3.霊獣ランドロス+連撃ウーラオス+ハバタクカミ

 (順不同)

 

4.チオンジェン+ドヒドイデ+イーユイ

 (順不同)

 

大体こんな感じで投げていた。

 

 

【結果】


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メインロム:最終264位(レート2006)

サブロム :最終672位(レート1922)

 

 

【最後に】

ランクマを本格的に始めたのが剣盾のS27からで、約1年半ランクマに取り組んでいた訳だが、S32で初めて最終3桁を達成してからずっとレート2000を目標に日々試行錯誤して来たので、やっと達成する事が出来て物凄く嬉しい!!

 

只、これがゴールでは無いと思っているので、次シーズンからも最終3桁やレート2000を目標に引き続き頑張りたいし、いつかその先へも突き進める様もっと強くなりたいと思う👍

 

今月からレギュレーションも変わり、又1からのスタートですが頑張っていきましょう!!

(ガチグマ対策どうしようかな…)

 

ここまで読んで頂きありがとうございました🙏✨